パリ・バスチーユのマルシェ
マルシェとはフランス語で市場と言う意味。
日本にはこの市場というものが姿を消し、ほとんどスーパーマーケット
になってしまいましたが、パリにはまだこの市場が何箇所も開設され
規模や日程はその地域により違います。
バスチーユはバスチーユ広場の直ぐ下から開設される比較的大きな
マルシェで日曜日と木曜日の週2回開かれます。
時間は朝7時頃からお昼頃まででいろんなものが手に入ります。
食料品はもちろん、テーブルクロスや少しですが衣料品まで手に入ります
マルシェはいつもたくさんの人でお店の人は呼び込みの声をかけ
とても活気があります。それになにより季節感があります。
イチゴの季節は甘いストロベリーの香りがし、
季節のお野菜に出会え・・・
何回かにわけてマルシェを御紹介します。
たまご屋さん。
卵を専門に売ります。フランスは白い卵よりベージュの卵の方が主流です
日本の卵(一般に売られているもの)よりキミが黄色くて、味もおいしいように思います。
朝とれたての卵を半熟で頂くと最高においしいです。

八百屋で売られるアーティーチョーク
野菜は農業国なのでたくさんあり味もおいしい。
私も物心ついたころから野菜はスーパーの物を食べていたので
フランスに来て野菜のおいしさに目覚めました。
ピーマン、きゅうりは大きくて使いにくいですが
日本ではめずらしい野菜、このアーティチョークも簡単に手にはいります。
この写真のものはアーティチョークビオレといい少し紫かかっていて小ぶり。
ゆでたり、蒸したり、生のままサラダでも食べれます。
鉄分が多いので女性に良いらしいです。
初めて食べる時は食べ方がわからないのですが
葉のついている根っこの所だけシゴクようにして食べ、最後心臓といわれる
かたまりの所がいちばんおいしいとされます。
ジャガイモ屋さん
八百屋でもジャガイモは買えますが、ジャガイモばかり専門で売るお店があります。
大きさや皮に色もいろいろで種類が違うので料理方によって買います。
私はよくわからないのでいつも「フライドポテトにしたいのだけど・・・」とか
「煮込み料理に使いたい」とか言っておじさんに選んでもらいます。
そうすると長い時間煮込んでも型崩れしなくおいしいジャガイモにありつけます。
