家谷植景研究所はウッドデッキやウッドフェンス、ウッドテラスなどを多く施工しています。
レッドシダーは原木を国内で製材していますので高い品質を保ち又どのようなサイズ、仕上げにも加工できます。
そのためデッキやフェンスだけでなく大きな一枚板のテーブルやウッドプランターなども制作しています。
原木製材、自社施工により価格、品質に優れていますのでぜひお問い合わせください。
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施工例 ウッドデッキ、ウッドフェンス、テラスルーム、木製カーポート1、2、3、4、
ウッドデッキ、フェンスが暮らしの中で植物どう馴染んでいくか
暮らす場所を造る
築40年の普通の民家
昔の一般的な家です。
手入れの時しか庭にいないのでもっとこのスペースを活用したい。
プライベート外部空間がほしい。
古い家とのバランスがとれた庭にしたい。
残せる植物は出来るだけ残したい。
くずれ積にウバメガシの生垣、全部撤去して造り直すのも一つの方法ですが今回はあるものを使って行こうと思います。
庭から居間を見るとこんな感じです。
居間から庭を見るとこんな感じ
アプローチをはさんで左側の庭はこんな感じ
ウバメガシを撤去して木製フェンスを制作、気配は感じれるが中が良く見えない間隔で板を縦にはりました。
隙間にチョッとだけ植物を植えました。
斜め方向から見たところ。
昔の門柱を残しておいて良かった。なかなかあじがあります。
出来立てのフェンスとデッキ。
キッチン、リビングとつながり外部からは見えない気持ちいい空間が出来ました。
しかし緑がないと味気ない空間です。
私の仕事はここまで、ここからは暮らす人の出番です。
鉢に植え替えていた庭にあった植物を配置、いろいろと園芸店やホームセンターで買ってきて置いています。
ご主人がどこかの骨董市で買ってきた鉢も置かれました。
地面はまだ手付かず、あわてずのんびりやってください。
隙間にチョッと植えた植物も大きくなってなかなか感じが出てきました。
隙間
玄関周辺もこんもりしてきました。
アプローチの左側はこんな風になっています。
少し見ない間にいいバランスで植物が増えていました。
居間とのつながりはこんな感じです。
居間に上がり込んで写真を撮らせてもらいました。
暮らす人の感覚で生き物である植物と付き合っていく
ここからは内装の解説です。
間仕切壁を取っ払って台所とつなげ補強の梁を入れています。
天井を取って梁を見せています。
梁、床以外を白く塗っています。
2階も同様に天井を取って白く塗り床を板張りにするだけです。
家具はお気に入りを少しだけ。
今回の一連の工事でこの場所はなんか気持ちのいい空間になったと思います。
建て替えればもっと機能的で便利になったでしょうが費用は何倍もかかるでしょう。
施工直後は殺風景で違和感があります。写真写りもよくありません。
それですぐに見栄えのいいように装飾的なことをしてしまいがちです。
しかし時間をかけて植物を育てていきましょう。
そこは暮らす人の庭ですから。
住み慣れた家や庭を大きく壊すことなく今の自分らしい空間にすることは可能です。
これからも心豊かに暮らせる場所を暮らす人とともに造って行きたい思います。
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